São Paulo行き飛行機内にて思う

たぶん、ブラジルまであと30分ほどだ。
全く達者ではない英語やポルトガル語で話すのは楽しい。書いていることは大体なんとなくわかる。でもポケトークもちょっと欲しい。
機内で映画を何本か観た。映画を見るに当たって思ったのがすべて吹き替えで、日本語字幕がなかったのだが、声が作品に合ってなくてどうしようかと思ったけれどその環境にも慣れた。
観た映画はアドアストラから始まり、ザ・ファブル(面白かった!)、ミッドナイト・イン・パリ!ずっと観たかった映画だった。タイムスリップして著名な作家や芸術家に会って友達になったり恋をしたりする話だ。面白かった。恋愛映画としてもすごく好きだった。気に入った映画は何度も観てしまうんだけれど、また観ることだろう。
あとは観たことのある好きな映画だ。ひとつはグレイテストショーマン。たぶん2.3回目だけどとても良かった。
もうひとつは、食べて祈って恋をして。やっぱりとってもいい!前に見た時よりも入って来れた気がする。ちなみに最低でも4回は数年おきに観ている、好きな恋愛映画のひとつ。共感する。
さいごは、大好きな映画、LIFE!。旅をする映画。写真の話でもある。5回は観てるが飽きない。映像も素敵だし、何より「美しいものは人目を憚る」という言葉に何度も感銘を受ける。わたしもそうでありたいんだ…。
好きな言葉のひとつです。それだけで美しくて涙がでる。どれも愛ばかりの映画だ。
だから自然と愛のことを考える。わたしは目の前にいるブラジル人みたいに、肌を寄せ合って、頭を肩に埋めて映画を観たい。それが愛し合うことではないだろうか。
もちろん彼ともそうだし、友達ともそう。会ったら挨拶にキスをする。ハグをする…。
前はしていたのにどうしてかな。最近は世間に知らぬ間に毒されているのか、忘れていたみたい。恥ずかしい気持ちさえある。愛が恥ずかしいなんて、失礼なのに。とても悔しい。涙がでるほど情けない。それが恥ずかしい。寧ろ全人類への否定じゃないのか。
2列後ろのカップルの話だけれど、彼の隣でひとりで座席2つ分を潰して頭を逆にして寝ている彼女がいるけれど、隣の彼は自分の時間を楽しみながら、または彼女のことを想いながら、音楽を聞きながら彼女の腰に手を優しく置いている。精神的にも肉体的にも繋がっている。こういうのを観ると、ますますセックスなんて要らないなと感じる。(欲しい気持ちも最近わかるけど。)
海外に出たり、洋画を観ているとよく思う。やっぱり、愛について考えちゃうね。
どうして日本人は自分と人を切り離そうとするのだろう。それも無理矢理に。それとプライベートが守られることとそれは全く違うことなのに。両立はできないのか。極端すぎるから戦争になるし、幾らたっても解決にも平和にもならないのだ。独裁者かっていう気持ちにたまになる。
その証拠に日常的に笑顔や会話に偽りしかないだろう。
日本人だものと普段は思うようにしているけど(じゃないととてもじゃないが生きづらい)心の奥底でやっぱり、寂しい。寂しがりの癖に距離を取りたがる。そしてその距離が罪だと思ってしまう。わたしは怖くて仕方がない。それぞれの距離と2人の距離を愛すことはできないのだろうか。
わたしはいままで自然にそれが出来た試しがないなと。
信じたくないが、国民性というものや血はやっぱりあるのだろうか。いや、あるとしても、そこに甘えるのではなく、飛び越えることができるかどうかで、どんなことがあれ愛は蔑ろにしてはいけないし、リスクも愛して飛び越えるに値するものだと思う。
きちんと人を愛したい。嫌われてもいいからってやっぱり思う。その結果いつも嫌われる。会いたい。愛し合えないなら友達でいいはずだ。セフレと一緒だよ。なぜみんな本気にならない?怖いからだろう。怖がっているのは自分自身にだ。それを相手に投影してしまう。
わたしは一度きりの人生、思い通りに愛せないなんてやっぱり死んだ方がマシだと思う。
愛がわたしの中の芯、舐め腐って生きたくない、Fuck off。
そして、飛行機内で、映画以外に音楽も聴けるのだけど、中・高生の時に大好きだった(CDは最近の意外すべて揃えている)Green Dayがあって、懐かしくていま聴いている。やっぱり素晴らしいなあと思っている。また聴いていこうと思う。
大好きなSigur RósのTakk...(特にこのアルバムの「Glósóli」が大好き)がある…!神なのでは。あたりまえか、神がついているものな。
そのほかにも好きなVampire Weekend、Bring Me The Horizon、Weezer、Coldplay、Beck、Christina Aguilera、Enya、Bille Eilish、Halsey、Sia、The weekend、kimbra、Bruno Mars、Zac Brown Band、First Aid Kit、The doors、Oasis、The Who、Nirvana、Pearl jam
The Rolling Stones、Queen、レッチリ、Metallica、Foo Fighters、ジミヘン、Genesis、The Doors、サンタナ、Talking Heads、The clashなどがいる。聴きまくる。ありがとう。
てか日本のアーティストもいるんですが……最高か?菅田将暉がいる…笑
そのほかにAimer、アジカン、Superfly、Suchmos、indigo la end、キリンジ、chelmicoが聴けてなんだか安心する。
この流れならサカナクションや林檎も入れて欲しかった!帰りにも聴くぞ!

ちなみにSão Paulo着いてもまた乗り換えをするので道のりはまだ長いが、飽きない旅になりそうだ。帰ってきたら大好きな人たちに会いたい。Sigur Rósが胸に響く。

potsura.

思うことをぽつら、ぽつら。 小説のような、日記のような ぼくの淡い日々と哲学と本音。

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